
「田崎史郎は自民の犬」というフレーズを、ニュース解説やSNSなどで見聞きしたことはありませんか。彼の自民党寄りとも取れる発言から「自民党の犬」と揶揄されたり、時には「テレビに出すな」といった厳しい声が上がることもあります。
また、なぜ彼が「スシロー」と呼ばれるのか、その評判やジャーナリストとしての推定年収、そしてあまり公に語られない学歴や経歴についても多くの人が関心を寄せています。
高市早苗氏や安倍派との関係、過去の田中真紀子氏との一件、さらには出身大学や奥さんの情報まで、彼の人物像を探る上で様々な側面が浮かび上がってきます。
「ムカつく」と感じる人がいる一方で、彼の現在の年齢や活動状況を知り、結局のところ彼は一体「何者」なのか、その実像に迫りたいと考える人も少なくありません。この記事では、そうした疑問に多角的な視点からお答えしていきます。
- 田崎史郎氏が「自民の犬」と呼ばれる理由
- 「スシロー」というあだ名の由来と背景
- ジャーナリストとしての経歴や評判
- 擁護論と批判論から見る多角的な人物像

田崎史郎が自民の犬と批判される理由
- 自民党の犬で自民党寄りの発言が目立つ
- 田崎スシローと呼ばれるのはなぜ?
- 安倍・菅政権との会食が示す関係性
- 野党に厳しい評論スタイルへの指摘
- 「テレビに出すな」という批判の背景
自民党の犬で自民党寄りの発言が目立つ
田崎史郎氏が「自民党の犬」と評される最大の理由は、テレビ番組などで見せる一貫して自民党を擁護する姿勢にあります。
彼のコメントは、政府や自民党の方針を代弁しているかのように聞こえることが多く、批判的な視点が欠けていると感じる視聴者が少なくありません。
例えば、過去に「ひるおび!」に出演した際、自民党の宮沢洋一氏を「野党の議員はレベルが低すぎて宮沢洋一氏が遥かにレベルが上」と評価し、野党を厳しく批判する一方で自民党議員を称賛する場面がありました。
このような発言が積み重なることで、「常に自民党の立場に立って話している」というイメージが定着し、中立的なジャーナリストではなく「自民党の広報担当」や「犬」といった揶揄に繋がっているのです。
是々非々ではないとの批判
ジャーナリストには、権力を監視し、是々非々の立場で物事を評価する役割が期待されます。しかし、田崎氏の解説は「非」の部分に触れることが少なく、「是」を強調する傾向が強いと指摘されています。そのため、公平性に欠けるという批判が絶えません。
また、自民党にとって不都合な問題が起きた際には、問題の本質から焦点をずらしたり、擁護したりするような解説をすることがあるため、視聴者から「また守りに入っている」と見なされてしまうこともあります。
田崎スシローと呼ばれるのはなぜ?

田崎史郎氏を語る上で頻繁に登場する「スシロー」というあだ名。これは、彼が安倍晋三元首相と頻繁に寿司屋で会食を重ねていたことに由来します。
このニックネームは、ニュースサイト「リテラ」が使い始めたとされており、権力者である総理大臣とジャーナリストが親密に会食する姿を揶揄する意図で広まりました。名前の「史郎(しろう)」と回転寿司チェーンの「スシロー」をかけた、痛烈な皮肉が込められています。
「スシ友」が意味するもの
権力者とジャーナリストの会食は、情報収集の一環として行われる側面もあります。しかし、その頻度や親密さから「癒着しているのではないか」という疑念を招き、ジャーナリストとしての中立性を損なうと批判される原因となりました。「スシロー」という言葉は、単なるあだ名ではなく、権力とメディアの距離感に対する批判の象徴とも言えるでしょう。
もちろん、田崎氏自身はこの批判に対し、「たとえ代弁だと批判されても、政権担当者がどう考えているのかを伝えることが仕事」と反論しており、会食は重要な取材活動の一環であるとの立場を示しています。
安倍・菅政権との会食が示す関係性

前述の通り、田崎氏と安倍元首相との会食は「スシロー」という言葉を生み出すほど有名ですが、その関係は安倍政権のみに留まりません。続く菅義偉政権下でも、田崎氏は頻繁に会食の場を共にしていたことが報じられています。
こうした歴代の総理大臣との緊密な関係は、彼が「政権に最も近いジャーナリスト」の一人であることを示しています。この近さこそが、他のメディアでは得られない政権中枢のインサイド情報や、政策決定の背景にある本音を引き出す源泉となっていることは間違いありません。
一方で、この関係性は諸刃の剣でもあります。権力との距離が近すぎることにより、客観的な視点を失い、政権の意向を汲んだ情報発信に偏ってしまうのではないか、という批判が常に付きまといます。ジャーナリストが権力とどう向き合うべきか、その距離感の難しさを示す象徴的な事例と言えるでしょう。
野党に厳しい評論スタイルへの指摘

田崎氏の評論スタイルは、自民党への擁護的な姿勢と対照的に、野党に対しては非常に厳しい批判を向けることで知られています。彼の解説では、野党の政策提案や国会での追及が「レベルが低い」「非現実的」といった言葉で一蹴されることが少なくありません。
例えば、国民民主党が掲げた政策について、その実現可能性を疑問視し、厳しい論調で批判したことがあります。もちろん、政策に対する客観的な評価はジャーナリストの重要な役割です。しかし、田崎氏の場合、与党の政策に対する評価の甘さと比較して、野党への批判だけが際立ってしまうため、「公平な評論ではない」との印象を与えてしまうのです。
与野党双方を同じ基準で評価することが、視聴者の信頼を得るためには不可欠です。彼のスタイルは、政権の安定を重視する立場からの発言と受け取られることが多く、野党支持者だけでなく、中立的な立場を求める人々からも反発を招く要因となっています。
「テレビに出すな」という批判の背景

ネット上やSNSでは、田崎史郎氏に対して「テレビに出すな」という厳しい声が頻繁に見られます。こうした批判が巻き起こる背景には、これまで述べてきた複数の要因が複雑に絡み合っています。
主な理由をまとめると、以下のようになります。
1.政権の代弁者というイメージ
彼の解説が常に政権寄りで、政府のプロパガンダを垂れ流しているように見える、という意見です。特に、政府に不都合なスキャンダルが起きた際の擁護的な姿勢は、視聴者の反感を買いやすい傾向があります。
2.解説のマンネリ化と偏り
「どうせまた自民党を擁護するのだろう」という予測が視聴者の中に定着してしまい、彼の解説に新鮮さや客観性を感じられなくなっているケースです。多様な意見が求められる報道番組において、彼の存在自体が議論の幅を狭めていると感じる人もいます。
3.ジャーナリストとしての中立性への疑問
安倍元首相らとの親密な関係が示すように、権力と癒着しているのではないかという疑念が根底にあります。権力を監視するべきメディアの人間が、権力と一体化しているように見える姿は、多くの視聴者に不信感を抱かせます。
これらの理由から、「彼の解説は聞きたくない」「もっと多様な視点を持つ評論家を出すべきだ」という声が高まり、「テレビに出すな」という直接的な批判に繋がっていると考えられます。
「田崎史郎 自民の犬」の評価と人物像
- 擁護派の意見とジャーナリストとしての評判
- 政治評論家としての経歴や学歴
- 推定されるジャーナリストとしての年収
- 裏金問題での田崎氏の発言内容
- 政権の意向を解説する役割との見方も
- まとめ:「田崎史郎は自民の犬」の真相は?
擁護派の意見とジャーナリストとしての評判
田崎氏に対する評価は、批判一辺倒というわけではありません。「自民の犬」と揶揄される一方で、彼の解説を高く評価し、その存在価値を認める声も確かに存在します。
擁護派の主な意見
- 政権中枢の情報にアクセスできる唯一無二の存在
歴代総理大臣と直接対話できるほどのパイプを持つジャーナリストは他にほとんどいません。そのため、彼の口から語られる情報は、政権が何を考えているのかを知る上で非常に貴重であると評価されています。 - 是々非々で客観的だという評価
批判派とは逆に、彼の解説を「ちゃんと取材に基づいた客観的なもの」と捉える人もいます。感情的な反自民の論客よりも、冷静に事実を伝えているという見方です。 - 他の解説者のレベルの問題
「視聴者に媚びるか、謎の正義感を振りかざす人ばかりで、他にまともな解説者が思い浮かばない」という意見もあります。消去法的に、田崎氏の解説が最も信頼できると感じている層もいるようです。
結局のところ、彼の評判は、視聴者がジャーナリストに何を求めるかによって大きく分かれます。権力からの独立性と厳しい監視を求める人からは批判され、権力者の本音やインサイド情報を求める人からは重宝される、極めて毀誉褒貶の激しいジャーナリストであると言えるでしょう。
政治評論家としての経歴や学歴
田崎史郎氏の評論の背景には、長年にわたる政治記者としての経験があります。彼の経歴と学歴を辿ることで、その人物像をより深く理解することができます。
年代 | 経歴 |
---|---|
1950年 | 福井県坂井郡三国町(現・坂井市)で生まれる |
– | 福井県立藤島高等学校 卒業 |
1973年 | 中央大学法学部卒業 |
1973年 | 時事通信社に入社 |
1979年 | 政治部に異動。大平正芳首相の番記者となる |
– | 政治部次長、編集局次長などを歴任 |
2006年 | 解説委員長に就任 |
2018年 | 時事通信社を退社し、フリーランスの政治評論家に |
2019年 | 駿河台大学 客員教授に就任 |
彼は中央大学法学部を卒業後、一貫して時事通信社で記者人生を歩みました。特に政治部でのキャリアが長く、番記者として権力の中枢を取材し続けてきた経験が、現在の評論活動の礎となっています。学生時代には三里塚闘争に参加し、逮捕された経験も持つなど、意外な一面もあります。
時事通信社という大手通信社で解説委員長まで務め上げた経歴は、彼がジャーナリストとして高い能力を持っていたことの証明でもあります。フリーランス転身後も多くのメディアに登場し続けているのは、この豊富な経験と知識に裏打ちされた解説能力があるからに他なりません。
推定されるジャーナリストとしての年収

フリーランスの政治評論家として活躍する田崎史郎氏の年収は、公表されていないため正確な金額は不明です。しかし、その活動内容からある程度の金額を推定することは可能です。
彼の主な収入源は以下の3つと考えられます。
- テレビ番組への出演料
彼は「ひるおび!」や「モーニングショー」など、複数の帯番組に準レギュラーとして出演しています。コメンテーターの出演料は知名度や専門性によって大きく異なりますが、田崎氏クラスであれば1本あたり10万円〜30万円程度が相場と推測されます。出演本数を考えれば、これだけでも相当な収入になるでしょう。 - 執筆活動による印税・原稿料
田崎氏は『安倍官邸の正体』など、複数の著書を出版しています。これらの印税収入や、雑誌・ウェブメディアへの寄稿による原稿料も収入の柱の一つです。 - 講演会の依頼料
政治や時事問題をテーマにした講演会の講師として招かれることも多いと考えられます。著名なジャーナリストの講演料は高額であり、これも年収を押し上げる要因となります。
これらの収入を総合すると、彼の年収は数千万円単位にのぼる可能性が高いと見られています。時事通信社時代も高い役職に就いていましたが、フリーランスとして成功を収め、それを上回る収入を得ている可能性も十分に考えられます。
裏金問題での田崎氏の発言内容
自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題が世間を騒がせた際、田崎氏の発言が再び注目を集め、物議を醸しました。
2024年2月19日放送の「羽鳥慎一 モーニングショー」で、国際政治学者の山口真由氏から「政治家が実際に支出をつまびらかにできないお金って何なんでしょうか?」と、裏金の使い道について核心を突く質問をされた場面でのことです。
この質問に対し、田崎氏は以下のように答えました。
「つまり裏金が何かってことですよね。そこはよく分からないんですけど、裁判ではっきりしているのは…
あの…よく分かんないですね」
長年、政治の裏側を取材してきたベテランジャーナリストが「よく分からない」としどろもどろになった姿は、多くの視聴者に衝撃を与えました。キャスターの羽鳥慎一アナウンサーが「分からないのか、言えないのか」と問い詰めましたが、明確な答えは返ってきませんでした。
この一連のやり取りは、「自民党の不都合な真実を隠そうとしているのではないか」「さすがに擁護しきれないのだろう」といった憶測を呼び、彼が「自民の犬」と見なされるイメージをさらに強化する結果となってしまいました。
政権の意向を解説する役割との見方も

数々の批判を受けながらも、田崎氏はなぜ現在のスタイルを貫くのでしょうか。そこには、彼自身のジャーナリストとしての哲学や役割認識が存在します。
朝日新聞の取材に対し、田崎氏は自身のスタンスについて次のように語っています。
「たとえ代弁だと批判されても、政権担当者がどう考えているのかを伝えることが仕事」
この言葉から、彼が自らの役割を「権力を批判すること」だけではなく、「権力者の意図や考えを国民に分かりやすく翻訳して伝えること」にも置いていることが分かります。
つまり、彼は自らを政府と国民の間の「解説者」や「翻訳家」と位置づけているのかもしれません。政策がどのような意図で決定され、政権が何を目標としているのか。その内実を最も深く知る立場から解説することに、ジャーナリストとしての価値を見出しているのです。
もちろん、このスタイルは「権力への迎合」と紙一重であり、批判の対象となりやすいことは事実です。しかし、彼の解説を通じて、普段は見えにくい政権の内部事情や意思決定プロセスの一端が垣間見えることも確かです。彼の存在を評価するか否かは、この「解説者」としての役割をどう捉えるかにかかっていると言えるでしょう。
まとめ:「田崎史郎は自民の犬」の真相は?
この記事では、政治評論家・田崎史郎氏がなぜ「自民の犬」と揶揄されるのか、その背景にある様々な要因を多角的に解説してきました。最後に、記事の要点をリスト形式で振り返ります。
- 田崎史郎氏は政権寄りの発言で知られる
- 「自民の犬」という批判がネット上で散見される
- 安倍元首相との寿司会食から「スシロー」と揶揄される
- 一方で政権中枢の情報を伝える貴重な存在との声もある
- テレビでの発言は野党に厳しい傾向が見られる
- 「テレビに出すな」という視聴者の意見も存在する
- 出身は福井県で中央大学法学部を卒業している
- 時事通信社で政治部長や解説委員長を歴任した
- 現在はフリーの政治評論家として活動している
- 裏金問題に関する発言が物議を醸したことがある
- 自身の役割を「政権の考えを伝えること」と語る
- 推定年収はテレビ出演料などから高額とみられる
- 彼の解説には常に賛否両論が存在する
- 情報を多角的に捉え評価することが重要である
- 発言の背景を理解するとニュースがより深く見えてくる

ありがとうございました。


はい、承知いたしました。記事内容から想定されるQ&Aを10個作成します。
想定Q&A

Q1. なぜ田崎史郎さんは「自民の犬」と呼ばれるのですか?
A. テレビ番組などで常に自民党を擁護し、政権の方針を代弁するような発言が多いためです。野党には厳しい姿勢で臨むことも多く、中立性に欠けると感じる視聴者からそのように呼ばれています。
Q2. 「スシロー」というあだ名の由来は何ですか?
A. 安倍元首相と頻繁に高級寿司店で会食していたことに由来します。権力者とジャーナリストの親密な関係を揶揄(やゆ)する意味を込めて、主にネット上で広まったニックネームです。
Q3. 田崎史郎さんの経歴や学歴を教えてください。
A. 福井県出身で、中央大学法学部を卒業後、時事通信社に入社しました。政治記者として長く活躍し、解説委員長も務めたベテランです。現在はフリーの政治評論家として活動しています。
Q4. なぜ「テレビに出すな」という批判があるのですか?
A. 解説が政権寄りで偏っていると感じる視聴者が多いためです。権力と癒着しているとの不信感や、「どうせまた擁護するのだろう」という解説のマンネリ化も、こうした批判の背景にあるようです。
Q5. 田崎史郎さんを評価する声もあるのでしょうか?
A. はい。政権中枢に太いパイプを持つため、政府の本音やインサイド情報を知る上で彼の解説は貴重だ、という意見があります。また、他の解説者よりも冷静で信頼できるという声も一部にあります。
Q6. 裏金問題ではどのような発言をしましたか?
A. 番組で裏金の使い道を問われた際、「よく分かんないですね」としどろもどろに回答し、物議を醸しました。問題を意図的に曖昧にしている、あるいは擁護しきれないのでは、といった批判を招きました。
Q7. ジャーナリストとしての年収はどれくらいですか?
A. 正確な額は公表されていませんが、複数のテレビ番組への出演料、本の印税、講演料などを合わせると、推定で数千万円にのぼる可能性が高いと見られています。
Q8. 田崎史郎さん本人は自身の役割をどう考えていますか?
A. 「政権担当者がどう考えているのかを伝えることが仕事」と語っています。権力を一方的に批判するだけでなく、その意図や考えを国民に分かりやすく解説することが役割だと考えているようです。
Q9. 野党への態度が厳しいというのは本当ですか?
A. はい。与党を擁護する姿勢とは対照的に、野党の政策や国会対応に対しては「レベルが低い」などと厳しい論調で批判することが多いです。この態度の違いが、公平性に欠けるとの指摘に繋がっています。
Q10. 田崎史郎さんの意外な経歴はありますか?
A. 中央大学在学中に、三里塚闘争に参加して逮捕された経験があります。現在の政権に近い解説者としての姿からは、少し意外に感じられる経歴かもしれません。
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