マラソンスイミングという競技をご存知でしょうか。
マラソンスイミングは、海や川、湖といった自然環境の中で行われる水泳競技。男女ともに10km泳ぎ、約2時間のレースで選手の持久力が試される。
2008年北京大会で初めて正式種目として登場した、比較的新しい競技である。
ここではその魅力や楽しみ方について解説していこうと思います。
目次
マラソンスイミングの概要を解説
マラソンスイミングと世界水泳の関係
- マラソンスイミングは、世界水泳選手権大会の一種目として開催されています。
- つまり、世界水泳に出場する選手は、マラソンスイミングに出場する資格も持っていることになります。
- しかし、全ての選手がマラソンスイミングに出場するわけではありません。
選手選考
- マラソンスイミングに出場する選手は、各国の国内大会や国際大会での成績に基づいて選考されます。
- 世界水泳選手権大会のマラソンスイミングには、各大陸ごとに一定数の出場枠が設けられています。
- その出場枠は、各大陸の予選大会で上位入賞した選手に与えられます。
具体的な例
- 2020年東京オリンピックに出場した日本のマラソンスイミング選手のうち、3名は世界水泳2019年光州大会で出場していました。
- しかし、2名は国内大会での成績で出場権を獲得していました。
マラソンスイミングみどころと最新トピックス(2024年6月2日時点)
マラソンスイミングの見どころは、
- 選手たちの力強い泳ぎ: 長距離を泳ぎ続ける選手たちの力強さは圧巻です。
- 自然との戦い: 天候や水温、波などの影響を受けながら泳ぐため、選手たちの精神力も試されます。
- ドラマチックな展開: レース終盤には、思わぬ展開が生まれることも多く、最後まで目が離せません。
- 国際色豊かな大会: 世界各国の選手が競い合うため、国際色豊かな大会です。
- 天候や水温にも注目: 天候や水温が選手たちのパフォーマンスに影響を与えるため、注目してみましょう。
- 給水ポイントにも注目: レース中の給水は、選手にとって重要なポイントです。
- 選手同士の駆け引きにも注目: 集団で泳ぐため、選手同士の駆け引きも見どころの一つです。
- 最後まで目が離せない: レース終盤には、思わぬ展開が生まれることも多く、最後まで目が離せません。
このようなところに着目し、マラソンスイミングの観戦を楽しみましょう。
国際大会
- 2024年世界水泳選手権大会(ブダペスト、ハンガリー)
- 6月17日から25日まで開催予定
- マラソンスイミング男子10kmは6月23日、女子10kmは6月24日に実施
- 日本からは、男子の大橋悠依選手、女子の塩浦慎選手らが出場予定
- 2024年パリオリンピック
- 8月10日から20日まで開催予定
- マラソンスイミング男女10kmを実施
- 日本選手の出場枠獲得状況は未定
国内大会
- 第94回日本水泳選手権大会(東京辰巳国際水泳場)
- 4月4日から9日まで開催
- マラソンスイミング男女10kmを実施
- 大橋悠依選手が女子10kmで優勝、塩浦慎選手が男子10kmで2位
その他
- 世界水泳連盟(FINA)
- マラソンスイミングの競技規則を改定
- 2024年シーズンから、レース中の給水方法を一部変更
- 国際オリンピック委員会(IOC)
- パリ五輪のマラソンスイミング競技形式を検討中
- 水温の上昇対策として、レース距離の短縮などを議論
まとめ
マラソンスイミングは、2008年北京大会で初めて正式種目として登場した、比較的新しい競技である。
世界水泳選手権と密接に関係している競技ですが、出場選手は必ずしも同じではありません。選手は国内大会や国際大会で一定以上の成績を収めることで、マラソンスイミングの出場権を得ることができます。
水泳の能力はもちろん、マラソンスイミングは、その挑戦性と自然環境との調和が魅力のスポーツです。選手の成長、新しいスターの誕生、競技の認知度向上、環境問題への意識向上など、多くの期待が寄せられています。競技の発展とともに、観客やファンも増え続けることでしょう。
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